正直に媚びたり比較したり宣伝したりでいいんじゃない?

 音楽は「自分の為にやってる」わけです。
そういう思いが強い人でも、だからといって「媚びない」「宣伝しない」「比較もしない」と声に出して言うのはどうか、と思うんです。
「自分の為に」と発語した段階で「自分」の定義をしなければならず、さらに「はて自分とは」となった時に他者の存在が確実に必要になるわけです。
「独りでは生きられない」という言葉にはネットワーク的なものだけではなく、自分を保つために他者が必要だという側面もあるでしょう。
 だから音楽をやるにも他者がいないと成立しないわけです。

「媚びてみる」「宣伝してみる」「比較してみる」という行いは「他者にコミットする」という点で普遍的なものです。
確かに「媚びる」「比較する」をやってしまうとモチベーションを保てなくなることもあります。
が、しかしそれを乗り越えられないといけないと思うのです。
音楽でなくても、何気ない日常でも同じ事やってるんですから、それ乗り越えられないならやめちまえ、と個人的には思うのです。
音楽は、いや、ほとんどの行いはコミュニケーションです。
(後で誰かが見るだろう。という予想も含んで)
その事を考えずに「自分の為にやっている」と虚勢を張った所で何にもならないのです。でしょ?

人間とその行動は他者に依存しているからこそ成立するし、多くの他者に依存したがるのは自然な事です。故に「ファンをいっぱい作りたいな」という思いは根源的なもので「媚びる」「宣伝する」「比較する(差別化も含めて)」は当たり前の事なのです。
ですから、虚勢を張って自らが正しいと言い張るのも馬鹿馬鹿しい話で、正直に生きた方がいいんじゃないですかね、というお話でした。

とは言え、わたしのように好奇心でTuneCoreとか有料宣伝サービスに手を出しちゃうといろいろ面倒くさいわけですが(笑)