男性器の形をした巨大な御神体が往来を通る祭りがあったりする。
それを目にした僕は思わず爆笑する。大体みんな笑うんじゃないか。
しかしながらこの笑いは、「おかしくて」笑っているのではないのではないか、とも思う。
「先生」と呼ばれる人の中には「相手がわかっていないだろう」と決め付けて、テキトーな論理を持ち出してテキトーな結論や方策を与えて、その場をテキトーに済まそうとする人がいたりする。
僕はあとで独りになってから笑う。
「それは違うだろ」の笑い。
無理矢理言ってみよう。
「あなたが私に見せ付けたそれは、私にとってファルスたりえない」の笑いなのではないか?

「相手はわかっていない」或いは「相手のほうが自分より劣っている」と思い込んだ上でファルスを振り回し、その実、立場が全く逆であり、相手のほうはそれをおくびにも出さないという事態はとても面白い。
想像し易いように、具体的なセッティングをしてみよう。

 ベーカー街にある下宿にホームズとワトスン博士がいる。
ホームズがかっこよく推理をして見せ、時に科学的手法を採り、犯人に迫る。
だが、ワトスン博士がすでに一部始終を把握していて、しかし知らないふりをしていたらどうだろう。
ホームズはそれに気づかず「これこれこうゆー事なのだよワトスン」と華麗に“解明した真実”を説明してみせる。
その直後にワトスンが「うん、しってる」或いは「ん~?しらねぇ(わかっている風にニヤリ)」と言ったとしたらどうだろう。
 振り回されていた(そして読者もそれを期待していた)筈のファルスは途端に宙吊りになり、文脈が脱臼して笑いの要素が現れてしまう。たった一言でぶち壊しだ。

 何が言いたいかというと、何事も一歩間違うと「御神体への笑い」の次元に転げ落ちてしまう、スレスレの所にいるって事だ。
 御神体で言うと、「バカバカしさ」という側面も含めていろいろ知りつつ、そうとは言わずに担いで練り歩く人々(ワトスンにあたる)、と「伝統」あるいは「様式」として自立的に存続するその行事自体(ホームズにあたる)の双方を俯瞰した時の笑い。

こないだ病院の診察室でお医者さんと話してそう思った。そんだけ。

 政府紙幣だとかベーシックインカムだとか、(今すぐの)リフレだとか、その手の考えはやっぱダメなんじゃなかろうか。
今この社会の状態で、いや、賃金体系の慣習とでも言おうか、そういうのがそのまんまで、上記のウルトラC的な政策だとか、「単に貨幣の流通量を大きくすりゃイイ」みたいな考え方は、事例を作るチャンスではあるだろうから、実験としてやってみてもいいとは思うけれども、多分効果は上がらないだろうと思う(短期的にはあるかもしれんけど、長期的には未来の先食いにしかならんのではなかろうか)。

 経済が専門でもないし、ジャーゴン使えないからめんどくさいので極論で言うと、
「全員ワープアにしちゃえばいいんじゃね?」だ。
最初思ってたよりもずっとアホだった民主党みたいな「非正規雇用者の待遇大幅改善」みたいなんじゃなくて、「正規雇用者の待遇改悪」のほうが合理的じゃね?
 つまり「勤続年数が長ければ賃金が上がっていく」というケースが未だに根強い上に、賃金の下方硬直性がある。
そのために斜陽の分野から成長分野への労働力の移動が妨げられている(が故に若年者や一旦失業したものばかりが犠牲になる)わけだから、「正社員」である事のメリットが「雇用契約の期限を特に設けない」だけにしちゃえばいいんじゃないかってこと。
これやんないと「同一労働、同一賃金」ってできないでしょ。
 で、これやっちゃうとこれまでの「慣習」に胡坐かいてた人とか賃金下がるでしょ。
その分ワープアが雇える。失業率ダウン。
それで全体の購買力が下がりつつも、一方で均一化するから(つまり高度経済成長期に起こったことの真逆)、貧困が発生する割合が減るんじゃないか。

今の日本人にかけている視点だと思うんだけど、「日本経済がすごい勢いだった時にしょんぼりだったアメリカはどうしてたか」を見たらいいと思う。
80年代後半にアメリカはしょんぼりだったけど、日本車とか粉砕してウサ晴らしてただけじゃない。90年代に復活したろ?
 今の日本は、その時にアメリカがやった事(というか、アメリカで起こった事)が出来ずにいて、なんでもかんでも「デフレのせい」にしているんだと思う。
今やるべきなのは、通貨の供給量をこれ以上に増やす事ではなくて、収入を下げてでも購買力を均一化させて、つまり貧困を一部の人間に押し付けて「問題」化させない事によって、“みんなで”デフレを享受する事なんじゃなかろうか。

と、思うんだが、経済に詳しい人コメントくれねぇかな。

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ちょっと古いけど。

『セクシーなオタク』コンテスト

僕は圧倒的にKari Byron(もう赤ちゃん産まれたかしら)支持。
彼女のぶっ飛んだ感じが好きだ。

Kara Cooney博士も好きだ、なんて言うと僕がいかに「Discovery」とか「National geographic」みたいなドキュメンタリー系のチャンネルばっかり見ているかがバレバレなんだけども。

 ようし、僕も頑張ってランクインを(無理)。