ここ最近の経済ニュースを見て「政府紙幣を発行するなら今だ!」と思っている人って多いんじゃないかしら。(デフレなのにデフレを煽るような事、つまり“しわけ”を大々的にやっている民主党を見ればヤケになるのも解る。)

でもやっぱそれってさ、単に「日銀が変な資産持たされて終了」って感じで終わるような気がするんだよね。

 例えば、僕がぼんやり想像している「政府紙幣」の発行の仕方はこうだ。
チラシの裏に「50兆円 鳩山」って書いて判子押して日銀に預けるなりして、その上で30兆円引き出す(なんせチラシの裏だから日銀券で払う事になるだろ。多分そのチラシを6割くらいちぎって渡してくるって事は無いと思う。でも別のチラシに「30兆円 日銀」って書いて渡してくる可能性はある。でもそれは考えない)としよう。

それを一般世帯の家計に直接注入して(つまり定額給付金みたいなやつ)需要を喚起したとする。その時点では景気は浮揚する。
んで一方でマーケットがビックリして一斉に円を売り始めるって事も想定できるよね。ばら撒いた30兆円以上のインフレ効果を齎してデフレ解消めでたしめでたし。

と、なればいいんだけどもさ、その政府紙幣ってさ、国債と違って利息も償還期限もないわけで、運用できないんだから日銀にしてみたら「はぁ?」って感じ。「なにこの資産」って感じ。会計上アレな事になってしまう。

運用益が減る=日銀から政府に納められるお金が減る=単に将来の利益を先取り

ってことになる。
しかもマーケットが警戒しすぎて円から離れたらエラいことになる。
これは結構でかいマイナスだと思うぞ。

そ こ で だ !

 よく考えたら、政府から独立しているのは日銀だけじゃん?
印刷局は国立だ。
 刷っちゃえ。黙ってこっそり刷っちゃえ。
そしてその刷ったニセ日銀券を鷲掴みにした内閣府の職員とかが量販店まで走り、プラズマテレビを買い漁るってのはどうだ。

で、それを質屋に持っていって「新古品」として売っ払う。
例えば6割で買い取ってもらったとすればその時点で定価の4割が「量販店に注入」されたのと同じ事になる。国の赤字ね。黙ってるけど。
 で、質屋さんが定価の8割でプラズマテレビを流しちゃえば、買い取り金額との差額2割の利益を出すわけじゃん。
と、いうことでニセ日銀券1万円分で1万2千円の経済効果を出すって言う事になりゃしないか?

…あれ?なんかおかしい気がする…。
まぁいいや。素人だし。
とにかくこっそり刷ってこっそり買ってこっそり売っ払うって事ができれば別にプラズマテレビじゃなくてもいいんだけど、こういう(姑息な)手を使えば、「デフレに警戒していた筈なのにいつの間にかギャップ解消」みたいな話になってマーケットが過剰に反応する余地を与えずに済むんじゃないか?なんせ“こっそり”だからバランスシートにでてこないもんな。

少なくとも「みなさーん、インタゲしますよー!(ちい散歩風)」って宣言してマーケットをびっくりさすよりはマイルドにいけるんじゃないか。
バレたらすげぇ怒られるだろうけどな。